社長ブログ

2016-11

思い込みに気づくこと

先日、ある人事コンサルの方と打ち合わせをしている時のことです。

私が日本では目標管理制度が導入されるのは普通だと思っていたことや、コーチングはすでにほとんどの企業に浸透していると思っていたことに対して、「少し違和感がある」と指摘を受けました。コンサルの方から言われたのは、「目標管理やコーチングというのはこの業界にいる我々にとっては当たり前の言葉であるが、コーチングなどはほとんどの管理職が出来ていないのではないか」とご指摘を受けました。

言われてみればその通りで、コーチングは多くの管理職は一度や二度は研修を受けたことがあっても、それが現場で活かされているかというと、そうではないと思います。私にとってはコーチングの研修依頼が減ってきているので、すでに多くの企業で浸透していると思い込んでいたのですが、浸透しているのではなく、コーチング研修が一時もてはやされただけでいわゆる「コーチング研修」のブームが落ち着いたに過ぎないのだと思います。

コーチングの研修を一回受けただけで、それを活かして本当に部下が成長しているかと言えば決してそうではありませんので、本当の意味でコーチングの研修は今後求められてくるのだと思います。私のように研修の依頼が減ったから定着したのではなく、単にブームが落ち着いただけだとも言えるでしょう。研修の業界にいると、このような思い込みをすることがあるので気を付けなければいけません。

よく人材育成のご担当者から、「最近何か面白い研修ネタはないですか」と聞かれるのですが、「新しい」や「面白い」からというのは、一過性のブームに飛びついているのであり、本当の意味でそれが必要とされているのかをよく考えないといけません。

私に大きな気づきを与えていただいた人事コンサルタント(超有名人です)に感謝です。