社長ブログ

マネジメント・ラーニング Archive

令和元年

今年は改元にともなう10連休で過去にない旅行需要が旺盛です。

私はゴールデンウィーク期間中に開催された神戸大学MBA創立30周年記念シンポジウムに参加してきました。400人近い参加者で熱気に溢れてました。

在学時はゼネラルマネジメントという登竜門の授業があり、ミスミの三枝匡さんの講義があったのですが、とても刺激を頂いた講義でした。

その三枝さんの講演がありましたので、久しぶりに拝聴する機会を頂きました。

三枝さんのお話は以下のような内容です。

経営リーダーの力量は「これって、こういうことじゃないの?」という因果関係を読み解こうとする「謎解き能力」で決まり、独自にフレームワーク(考え方、見方、構図、概念、コンセプト)を生み出し、共有することに長けている。逆にそれが無い会社は弱体化する。

日本人は「経営リテラシー」を高めることに不熱心で、狭い社内価値観に従って行動することのみに集中してきた。その一方で、日本の経営の強さを1960年代から「抽象化・論理化」させることをやっていた米国に日本の強みを「抽象化・理論化」させてしまい、その方法を使われてしまった。

業績低迷の企業の社員ほど危機感が低く、自分のせいではない、誰かがやるだろうと思っている。

以上のようなお話がありました。

会社勤めをしてきた私も含め、誰かがやるだろうという他責人間が多く、自ら動こうとしない、もしくはそういう危機感を認識させない日本企業のあり方を変えないといけないと改めて認識しました。

平成は日本が様々な分野で追いつかれ、追い越されてしまいましたが、令和では逆に強い日本を取り返さないといけません。

心機一転

気が付けば、ブログの投稿がまったく出来ていませんでした。

言い訳になりますが、大学院の博士課程での研究・論文執筆に忙殺されていましたが、ようやく修了することが出来ました。

このたび、同志社大学大学院総合政策科学研究科より博士号(政策科学)の学位が授与されました。

博士課程後期課程は標準が3年ですが、3年で修了するのは簡単ではなく、5~6年かかることも多々あります。

私は一度延期してしまうとズルズルとなってしまいそうですので、とにかく3年で修了することを意識して、かなり詰めて研究をやりました。

ところが、何度も壁にぶちあたり、もうだめかと思うことが何度もありましたが、ご指導いただいた先生や研究者仲間に支えられてようやく博士学位論文を提出することが出来ました。

私の論文は決して自慢できるものではなく、大変お恥ずかしい内容ではありますが、今後もしっかり研究をしないというメッセージとして受け取っています。

一番大きかった肩の荷は下りましたが、やることは山積みです。

出来ることをすこしずつこなして進んで参りたいと思います。

今日は新元号が発表された記念すべき日です。

この日を境に私も頑張っていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

価値観トランプをリリースしました

このたび、ロジカルトランプの新しいシリーズとして価値観トランプを開発し、リリースすることになりました。人の価値観を感情ではなく、論理的に理解し受け入れることを目的としています。
これまでのダイバーシティ研修とは全く違ったスタイルの研修におすすめです。
http://www.logical-trump.com/aboutvalue.html
どうぞよろしくお願い致します。

新刊が出ました

このたび新刊を出版することになりました。

「最強のチームをつくる10の鉄則~チームづくりから部下育成までの職場リーダー学」

というタイトルです。

私は管理職や中堅社員向けに様々な研修を行うのですが、受講生やご担当者様から事前・事後課題として副読本の問い合わせを頂いてもお勧めできるものがありませんでした。

今回、ご縁をいただき無事に出版することができました。本書籍の対象は後輩を持つ中堅社員から部下を持つ管理職の方や、社員教育を担当している人事の方まで非常に幅広い方を対象にしております。

ビジネスパーソンに必須のマネジメントからリーダーシップ、部下育成に至るまでコンパクトにまとめましたので、ぜひご一読ください。

 

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

年が明けて10日もたってからのご挨拶でお叱りを受けそうです。

実は昨日が大学院の論文の提出期限でしたので、年末年始返上で論文執筆に取り掛かっていました。しかも、年末年始は来年度の企画提案などの仕事も重なり、かなり大変な状況でしたが、論文を提出しましたのでようやく肩の荷が下りました。論文といっても、あくまでも途中段階ですので、これからが本番です。

昨年は既存の仕事と、ロジカルトランプの新しい活動、学業と大変な状況でした。それに加え、2冊目となる出版が決まりましたので、その執筆にも取り掛かっておりました。今年も変化なさそうですが、体調管理をしっかりとして頑張ります。

また、東京からのお仕事のご依頼が増えてきましたので、昨年に東京オフィスも開設しました。今年はさらに東京でのご要望にもお応えしたいと思います。

今年もさらに飛躍できるよう頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

電通の過労死事件

大手広告代理店の電通で新入社員だった女性の過労自殺が労災認定されたニュースが報じられました。

電通ではこれが初めてではなく、過去にも同じ問題が起こっていました。いわゆる1991年に起こった「電通事件」として有名です。電通のような大企業でも過去の悲しい経験が活かされないのは、本当に残念です。亡くなられた方の母親のお話の中に「いのちより大切な仕事はありません」という一文がありましたが、まさにその通りだと思います。会社に誠心誠意を尽くして働いても、命を失ってしまうと結局何も残るものはありません。そんな私も過去は超がつく仕事人間であり、日付が変わるまで働くことも多々ありました。ただ、そのような生活をしていて気づいたのですが、私たちの健康(身体的な健康と精神的な健康)は会社は守ってくれないということです。自分のことは自分で守るしかありませんので、いかに自分自身をマネジメントするかが重要です。これは私の持論ですが、自分のことをマネジメントできない人は結局は仕事もマネジメントは出来ないと思っています。

私は仕事や大学院の仲間など付き合いの幅もとても広いのですが、色々な人とお付き合いをしているとたまに疑問に思うことがあります。それは「仕事を言い訳にすれば全てが許される」という考え方です。何か月も前から約束していたことが直前にキャンセルになることがあり、「急な仕事が入ったから」と言われると、こちらもどうしようもありません。一回や二回くらいなら構わないのですが、これが常態化するとどうもその人の仕事のやり方に疑問を感じざるを得ないのです。何か月も前に約束をするということは他のメンバーもそれに合わせて仕事の段取りを組み、全てを調整してきているわけですので、やはり他のメンバーからもそのような目で見られてしまい、キャンセルを常態化する本人にとっても良くないと思います。ただし、本当にそれくらい大変な仕事であるならば、やはり会社に問題があるのでしょう。

私は専門家ではないのですが、たまにリスクマネジメントやハラスメントなどの研修を依頼されることがあります。これらのテーマは弁護士や社労士などの専門家にお願いしたほうが良いのではないかとお伝えするのですが、コンプライアンス・パワハラ・セクハラ・メンタルヘルス・リスクマネジメントなどを浅く広く取り上げた研修をする場合は、専門家が多岐にまたがってしまうことと、企業で様々な経験をした方のほうが良いということでご依頼頂くようです。私はそのような研修で必ずお伝えするのですが、自分の仕事のキャパシティには限界がありますので、限界を超え続けて仕事をしていると必ずいつか自分に返ってきます。我慢をせずに無理なことは無理だと言えることも重要ですし、ただ無理だと言うだけでは単なるわがままで終わってしまいますので、無理であるならば、限界を超えてしまっている仕事をどのように取り扱えば良いのかという提案まで出来ることが望ましいと思います。

と色々と書きながら、自分に言い聞かせてます。

business_karoushi

新入社員研修の季節

新年度が始まり、新しいスーツに身を包んだ新入社員を見かける季節になりました。私も毎年この時期は新入社員研修や、新入社員を受け入れる先輩社員のためのOJT研修、さらには新任管理職のかたの研修などでゴールデンウイークまでフル稼働が続きます。4月第1週が終わりましたが、これまでの感想は、やはり言われなと動けない人が多いということです。特にグループワークの時間は講師から時間を設定してワークに入りますが、誰も時間管理をせず講師から言われてはじめて時間の経過に気づきます。時間管理は各自でお願いしますと言ってもほとんどの人が出来ないというのは恐らくこれまでそういう環境に育ってきたからだと思います。人から言われて時間が経過したことに気づくのではなく、自分で時間の経過を計るのはタイムマネジメントの基本ですが、その意識が欠如している人が圧倒的に多かったので、時間に対する意識付けは常日頃から意識付けする必要があります。

写真は万博公園のものです。万博公園の中でウォークラリーというアクティビティを活用した研修は2時間以上も歩き続けますので、相当疲れますがグループのコミュニケーション、チームビルディング、思考力、意思決定力などを養う活気的なワークです。万博公園内でのワークは季節的にも桜や花で鮮やかで皆さん楽しみながら取り組んで頂けました。

万博1

 

万博2

50歳の1年生です

4月3 日は同志社大学大学院の入学式でした。

総合政策科学研究科博士課程後期課程に進学することになりました。組織学者の太田肇先生のお世話になります。

私は京都に生まれ育ちましたが、未だかつて京都の大学にお世話になったことがありませんでした。私の娘の入学式と同じ会場に自分が座ることになるとはその当時は想像もしませんでした。人生の巡り合わせというのは本当にわからないものです。ただし、意図的に環境を変えることはとても重要だと思います。私は研修で「現状維持は衰退の始まりだ」と企業の事例を取り上げてお話するのですが、これは個人にも当てはまると思います。人間守りに入ったら、それは衰退を意味すると思います。私自身、守りに入るのではなく自ら環境を変えることで、新たな出会いや発見や学びが生まれてくると思います。当社の行動指針は、「私達は常に学び続けます」、「私達は常に考え続けます」、「私達は常に歩み続けます」、「私達は常に挑戦し続けます」、「私達はお客様と共に成長し続けます」ですので、私も実行していきたいと思います。

博士後期課程への進学につきましては、多くの方から相当な覚悟が必要だと言われてきました。人から何を言われようと、自分の人生ですので納得のいくまで頑張りたいと思います。

同志社大学入学式

落語に学ぶ人材育成

本日は東京で公開セミナーだったのですが、ちょうど良いタイミングで面白そうなセミナーがありましたので、帰宅を翌日にずらして参加しました。どういうセミナーかというと、「落語から人材育成のヒントをもらいませんか」(経営学習研究所主催)です。

落語家の立川晴の輔師匠と公認会計士の田中先生によるコラボに東大の中原先生がちょこっと絡むという感じです。人材育成を生業とし、アマチュア落語家でもある私としては、私のためのセミナーだと迷いなく申し込みしました。企業における人材育成は丁寧すぎるくらい細かく指導しますが、厳しい師弟関係の落語の世界は師匠によりますが、まともな指導などない場合も多く、一人前になるのは大変だと思いました。

晴の輔師匠から出たキーワードは「そこらへんにいろ」、「風邪になれ」、「芸は教えられねえんだ」、「全ての答えはグレーだ」でした。これだけでも落語の世界での学びが大変であるとメージできます。

晴の輔師匠いわく、落語に上達するコツは、「練習」、「実践」、「失敗」だそうです。落語家はまずは練習ですが一番大切ですが、それだけでは駄目で、実践の場が必要であり。最後に失敗経験が必要だということです。失敗を恐れると成長はなく、失敗から学ぶことが極めて多いということです。私も失敗に恐れず、いずれの道も頑張りたいと思います。

ウェルビーイング

今、ウェルビーイングという講座を受けてます。

あまり聞きなれない言葉ですが、日本語に訳すと幸福学というものです。人は誰もが幸福でありたいと願っていますが、幸福っていったい何でしょうか。それって測定できるのでしょうか。お金持ちになれば幸福になれるのでしょうか。こんなテーマを考えるための講座です。日本人の幸福度を全世界で比較すると驚くほど低いことが各種の統計調査で示されていますが、平均寿命が長く、物に満ち溢れ、食べ物に困らない世の中で、なぜ日本人は幸福を実感しないのでしょうか。私はビジネスの視点でこの問題に取り組み、仕事を通じて社員が幸福になることがテーマです。生活の大半を占める仕事は私たちに幸福をもたらすかと言えば、現実を見ると決してそうは言えないと思います。長時間労働、低い有給休暇の取得率、出産後の女性の勤続率の低さ、低い男性の育児休暇、メンタル不調者の増加等、ビジネスの切り口で考えると幸福とはほど遠いキーワードばかりが浮かんできます。私一人でこれらの問題が解決できるものではありませんが、何かきっかけになる場を提供したいと考えています。

そんな私も仕事とプライベートの境がないような生活なので、もっと自分のワークスタイルも考えなければいけません。講座の受講者のお一人が仰ってた言葉が印象的でした。「教育は幸せになるプロセス」である。私も社会人教育に関わる私も人が幸せになれるような教育を検討し提供しなければなりません。